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内科糖尿病内科、訪問診療
医療法人社団橙和会
新都心ホームケアクリニック

埼玉県さいたま市中央区上落合2-6-1
シティタワーさいたま新都心1F
TEL:048-858-6600 FAX:048-858-6603

当院について

  • 当院では,開院以来、がん緩和ケア認知症神経難病小児重症心身障害などに対する幅広い在宅ケア提供に、積極的に取り組んできました。
    さらに、外来診療としても、糖尿病・肥満外来禁煙・睡眠時無呼吸症候群外来乳腺腫瘍外来がん心療内科(カウンセリング)、などの専門外来を中心に、幅広い患者さんやご家族のニーズに応えてきました。

  • このような診療における中心的なコンセプトは、患者さんとご家族の生活を多様な視点から組み立て直す」支援をチーム診療で行うことと言えます。

  • 以上より、当クリニックでは、治す治療や辛さを我慢させる医療ではなく、つらさを和らげることを目的とした身体と心に優しい医療とケア」を提供します。

  • さらに、2021年年6月からGID(性同一障害)支援外来、2022年1月から高血圧・動悸外来,を開設して、生き難い生活を送っている個人に沿ったさらに多様な「生活再建」支援を行うこととしました。

理事長挨拶

院長 小野 充一

  • 平成27年10月に開院した当院も、本年6月1日から医療法人に衣替えして再スタートを切ることとなりました。新型コロナを含めて、多くの課題を乗り越えつつここまで到達できたのは、地域の皆様のニーズに応えることを目標に、多様な地域内の看護や介護の専門職の皆様や施設との連携を行って、地域支援の一員に加えて頂いたことが大きかったように思います。

  • 今後も、治療の早期の段階でも、つらい治療や生活環境の変化の中で、様々な揺れの中にいる患者さんとご家族を支えるがん緩和ケアを中心にしながら、認知症や神経難病、重症心身障害ケア、がん心療内科、GID(性同一障害)支援など、多様な生活再建のニーズに応えていきたいと考えています。

  • 一人で悩んでいて解決策を見出すのは容易ではありません。どのような状況であっても、時間をかけて一緒に考えることから、解決の糸口が見つかりますので、どうぞお気軽にご相談下さい。

理事長 小野 充一


所属学会・認定医など

専門医

  • 日本緩和医療学会 暫定指導医

所属学会・活動

  • 早稲田大学 人間科学学術院教授
  • 日本臨床死生学会副理事長、常任理事
  • 日本緩和医療学会
  • 日本プライマリ・ケア連合学会

  • 日本サイコオンコロジー学会
  • 日本小児外科学会
  • 日本GID学会
  • 日本認知行動療法学会

経歴

1979年
東京医科大学 卒業
1984年
東京医科大学大学院医学研究科博士課程 卒業
1980年~
1985年

東京医科大学外科学小児外科学教室
1986年
戸田中央総合病院外科
1994年
田中央総合病院緩和治療科(1997年より同部長)
2005年~
早稲田大学人間科学学術院教授
2007年~2023年国際医療福祉大学非常勤講師
2011年~2021年早稲田大学現代死生学研究所所長

  • 1993年 メモリアル・スローン・ケタリングがんセンター精神科留学『治療とケアの移行点に関する国際共同研究』


専門とする疾患領域

  • 緩和ケア
  • 在宅医療
  • サイコオンコロジー
  • 小児外科
  • GID(性同一障害支援)

専門とする疾患領域


医師の紹介

乳腺腫瘍科  長嶋 隆(ながしま たかし)医学博士

新座志木中央総合病院 外科統括顧問

専門分野

乳腺・内分泌疾患の外科治療

専門医・指導医・認定医等

  • 日本外科学会 認定医・外科専門医・指導医
  • 日本消化器外科学会 認定医・指導医
  • 日本がん治療認定機構 暫定教育医
  • 日本臨床検査医学会 臨床検査管理医
  • 日本乳がん検診精度管理中央機構 
    検診マンモグラフィ読影認定医師

診療日

毎月第四金曜午後

顧問医  大西 秀樹 (おおにし ひでき) 博士(医学)

埼玉医科大学国際医療センター 精神腫瘍科 教授

専門分野

サイコオンコロジー(精神腫瘍学)リエゾン精神医学

専門医・指導医

  • 精神保健指定医
  • 日本精神神経学会 精神科専門医

非常勤医 中根登喜子(なかねときこ)

専門分野

総合診療内科、循環器内科

専門医・指導医・認定医等

  • 日本内科学会認定医
  • 循環器内科専門医

外来診療日

毎木曜日午前・午後

 


非常勤医  木村 哲也(きむら てつや)

聖路加国際病院神経内科部長

専門分野

神経難病、認知症、老年内科

専門医・指導医・認定医等

  • 日本神経内科学会認定医・専門医・指導医

外来診療日

毎火曜日午前・午後(神経内科・認知症外来)

訪問診療

非常勤医  土佐 素史(とさ もとふみ)

医療法人社団寛順会土佐クリニック

専門分野

神経内科、一般内科、漢方内科

専門医・指導医・認定医等

  • 日本内科学会総合内科専門、日本神経内科学会専門医、日本東洋医学会漢方専門医、日本老年医学会老年科専門医、日本認知症学会認知症専門医・指導医

外来診療日


訪問診療

毎木曜日午後(訪問診療)

非常勤医  石井 主税(イシイ チカラ)


専門分野

一般内科、糖尿病

専門医・指導医・認定医等

      日本糖尿病学会専門医

外来診療日

毎週土曜日午後

訪問診療

なし


当院の医療理念

  1. 医療
    ・地域の患者さんとご家族の「生活を多様な視点から組み立て直す」支援をチーム診療で提供すること。
    ・治す治療や辛さを我慢させる医療ではなく、つらさを和らげることを目的とした身体と心に優しい医療とケアを提供すること。

  2. 相談・支援
    ・様々な生活上の課題に取り組むうえで、ヒトとの向き合い方や心の癖に苦しんでいるヒトに対する心理的な相談・支援を提供します。

診療内容

1.総合一般診療(プライマリケア)

高齢者から小児までのすべての世代の患者さんと家族に対して、インフルエンザや風邪などの急性感染症の初期診断と治療を提供します。さらに高血圧や糖尿病といった生活習慣病の管理、打撲・小外傷の治療まで、かかりつけ医としての治療とケアを提供します。専門的治療と検査が必要な場合は連携している下記の医療施設などに紹介します。

連携医療施設

  • さいたま赤十字病院
  • さいたま市民医療センター
  • 彩の国東大宮メディカルセンター
  • 埼玉メディカルセンター
  • 自治医科大学附属さいたま医療センター

  • さいたま市立病院
  • 戸田中央総合病院
  • 新座志木中央総合病院
  • さいたまセントラルクリニック(CT、MRI、PETなど画像診断)


連携医療施設


2.がん、認知症、神経難病、医療ケア児の治療相談と緩和ケア、在宅療養支援

がん患者、高齢者、神経難病、重症心身障害児を始めとするすべての疾病に対する在宅療養支援を提供します。さらにがん治療などに付随しておきる全身倦怠感、食欲不振といった全身症状で、生活を送ることが難しい場合や病気によって起きる痛みや呼吸困難、便通障害などのつらい症状を和らげるための専門的ケアを提供します。
また、治療を行っている途中の生活上の課題や家族関係についても、患者と家族の両方に対して精神・心理的、社会的な支援を提供します。

対象となる人

  • 医療施設で退院を促されているが、自宅でのケアを行うことが出来ない。
  • 施設や自宅での療養を検討したいが相談する相手がいない。
  • 他の医療施設で治療を受けているが、治療の副作用で生活に支障がある。
  • 他の医療施設で治療継続困難と言われたが、どうして良いか分からない。
  • 痛みを始めとするつらい症状が十分コントロールできていない。
  • 自宅で行う医療処置やケアについて不安がある。
  • 治療内容や将来のことなどについて、医療施設で相談する相手がいない。
  • 家族内で治療やケアについての意見の食い違いがあり、調整が難しい。
  • 長期的なケアで家族が疲弊してしまっている。


当院における相談・支援内容

  • 認知症、パーキンソン病、神経難病などに対する専門診療
  • 高齢者、認知症、神経難病に関する在宅療養相談
  • 重症心身障害児、医療ケア児に関する在宅療養相談
  • 抗がん剤治療・放射線治療などにおけるセカンドオピニオン
  • 乳がん・肺癌・消化器がんなどの分子標的治療薬やホルモン療法などの低侵襲治療、局所温熱療法の相談(局所温熱療法は新座志木中央総合病院で行います)
  • がん疼痛、全身倦怠感、便通障害、呼吸困難感などの症状緩和相談


3.高齢者、がん患者などの家族支援、遺族支援相談

当院では、高齢者が普通に体験する生活のしにくさや不便さに対する総合的な生活相談を行いますが、その全経過を通して、高齢者を支える家族自身への支援も行います。さらに、配偶者をはじめとして、大切な家族を亡くして立ち直れない遺族の方に対しても、グリーフワークの相談とカウンセリングを行います。

対象となる人

  • 家族の物忘れがひどく、生活上の問題が起きているが、本人は受診拒否している。
  • 認知症ではないが、高齢の影響で生活が不自由になってきたので、何らかの支援が欲しい。
  • 家族として、今後のことが心配で、不眠や体の痛みなどの症状で悩んでいる。
  • 家族自身の不安や問題を相談するところがなく、将来のことなどについて、相談する相手がいない。
  • 長期的なケアで家族が疲弊してしまっている。
  • 医療・ケア施設で退院を促されているが、行先がない。
  • 家族内で治療やケアについての意見の食い違いがあり、調整が難しい。
  • 大切な家族を失った後に、悲嘆から立ち直れず、その後の生活もままならない。


当院における相談・支援内容

  • 家族の疲労や負担に関する総合相談支援
  • 在宅ケアと施設入所に関する相談と紹介
  • 大切な人を無くされた方を支えるための相談支援


4.サービス付き高齢者住宅とホームホスピス、近隣緩和ケア病棟との連携

自宅療養が困難な患者さんに対しては、当クリニックと提携する「ホームホスピス」や、近隣の医療ケアが充実しているサービス付き高齢者住宅(施設)、近隣病院の緩和ケア病棟などに紹介します。

連携施設

  • ホームホスピスきりんの家与野本町
    訪問看護ステーション(ケアサービスきりん)
    住所:さいたま市中央区本町4-17-6 ベルカントビレッジC棟
    TEL:048-762-6772

    ※現在休止中です。

  • 埼玉県立がんセンター緩和ケア病棟
  • 彩の国東大宮メディカルセンター緩和ケア病棟
  • 戸田中央総合病院緩和ケア病棟
  • 上尾中央総合病院緩和ケア病棟
  • 上尾中央第二病院緩和ケア病棟
  • さいたま協同病院緩和ケア病棟
  • さいたま市立病院緩和ケア病棟

連携施設